ステンレス素材専用の耐熱塗料です。

特長

  • プライマー不要のステンレス素材専用の耐熱塗料です。
  • 200℃~600℃の温度使用に耐えられます。
  • 耐熱性、耐食性がすぐれています。
  • 一液型で、刷毛、スプレー塗りいずれも作業性が良好です。

用途

ステンレス製化学プラント機器類

荷姿

15㎏,4㎏(専用シンナーは16L,4L)

商品内容
耐熱
温度
商品名 色調 乾燥膜厚 希釈率(重量%) 標準使用量(/㎡) 塗装間隔(20℃)
㎛/回 刷毛・
ローラー
吹付 刷毛・
ローラー
吹付 最短時間 最長時間
300℃
まで
ST-300 シルバー 10㎛ 0~3 0~3 0.11㎏ 0.16㎏ 4時間以上 7日以内
指定各色 20㎛ 5~10 5~20 0.15㎏ 0.20㎏
600℃
まで
ST-600 シルバー 10㎛ 0~3 0~3 0.11㎏ 0.16㎏
指定各色 20㎛ 5~10 5~20 0.15㎏ 0.20㎏
  • 希釈にはSTシンナーを使用してください。
  • 乾燥膜厚は性能下限膜厚です。
  • 受注生産品の対応となります。
  • 基本的に外面用塗料であり、内面に使用した場合には十分な性能を維持できない可能性があります。
ステンレス品塗装での注意事項
  1. 素地調整について:酸化皮膜を除去した表面仕上げ済み、SUS-304、SUS-410材を使用したものについては、素材表面の付着油脂分をシンナーで拭き取り後、動力工具等にて錆、異物を除去し、全面目粗しを行ってください。素地調整後エアーブロー等により、入念に表面の埃等を除去し、直ちに塗装を行ってください。他のステンレス表面処理材質、内容についての素地調整方法については当社にご相談ください。
  2. ステンレス材は鋼材に比べ熱膨張率が高い為、塗装膜厚を厚くすると、素材の膨張についていけずハクリ現象を起こす事があります。規定膜厚を守るように塗布してください。
  3. 気温5℃以下あるいは湿度85%以上では塗装しないでください。
  4. 塗布1層目は、素地となじみを向上させるために、はけ塗りをおすすめします。
  5. 塗装間隔(インターバル)オーバーとなった場合はサンドペーパーで全面目粗し後に塗装してください。
  6. 塗り替えに際し活膜部を残す場合は、たとえ錆がない場合でも動力工具で目粗しして、素地調整としてください。
  7. 塗料の使用量は、被塗物の形状や表面状態、塗装条件によって増減する事があります。
  8. 塗料は開缶後、容器の底の沈殿物を確認の上、均一になるまでよく攪拌混合してください。
  9. 保管は密閉して通風のよい危険物倉庫に火気厳禁で保管してください。