常温硬化二液タイプ

【常温硬化二液タイプ】

MH-600は二液型にすることにより、加熱されなくてもある程度硬化が進行し、常温環境下でも塗膜硬度が確保される塗料です。加熱される前に輸送や養生されるケースに最適です。

特長

  • 常温~600℃の温度使用に耐えられます。
  • 耐熱性、耐食性、耐擦り傷性が優れています。
  • 刷毛、スプレー塗りいずれも作業性が良好です。
  • 適応素材
  • 鉄部
  • 当社他製品との塗り重ねにも対応しております。
  • ヒートップ Sタイプ
  • ヒートップ SLZタイプ

荷姿

15.6㎏セット,4.16㎏セット(MHシンナーは16L,4L)

常温硬化型・従来タイプの特徴比較
品名 MH-600 S-600
塗膜硬度 常温時 硬度B
【常温乾燥3日】
硬度4B〜6B
【常温乾燥3日】
加熱後 硬度H
【250℃×60分以上】
硬度H
【250℃×60分以上】
特徴 荷姿 2液型
【主剤:硬化剤
=25:1】
1液型
可使時間 4時間以内
(20℃)
商品内容
耐熱
温度
商品名 色調 乾燥膜厚 希釈率(重量%) 標準使用量(/㎡) 塗装間隔(20℃)
㎛/回 刷毛・
ローラー
吹付 刷毛・
ローラー
吹付 最短時間 最長時間
常温
~600℃
MH-600 プライマー グレー 20㎛ 0~10 0~15 0.15㎏ 0.20㎏ 4時間以上 30日以内
MH-600 上塗 シルバー 10㎛ 0~3 0~3 0.11㎏ 0.16㎏
MH-600 上塗 各色 20㎛ 0~10 5~15 0.15㎏ 0.20㎏
  • 希釈にはMHシンナーを使用してください。
  • 乾燥膜厚は性能下限膜厚です。
  • 受注生産品の対応となります。
  • 混合時は重量比でお願いいたします。
  • 主剤・硬化剤の別売は行っておりません。
ヒートップMH-600タイプ塗装時の注意事項
  1. 素地調整について:素材表面の油分はシンナーで拭き取り、ISO Sa2.5以上のブラスト処理を行ってください。素地調整後エアーブロー等により、入念に表面の埃等を掃除し、直ちに下塗りを行ってください。
  2. 被塗物の油脂、湿気、塵埃、水分その他の有害な付着物は完全に除去してください。
  3. 気温5℃以下や湿度85%以上では塗装しないでください。
  4. 塗料をよく攪拌して使用してください。
  5. 塗装間隔(インターバル)オーバーとなった場合はサンドペーパーで全面目粗し後に塗装してください。
  6. 塗料の使用量は、被塗物の形状や表面状態、塗装条件によって増減する事があります。
  7. 硬化剤混入後よく攪拌してからシンナーで希釈(希釈率は重量比)してください。
  8. 硬化剤の混合比は主剤:硬化剤=25:1(重量比)となっております。
  9. 硬化剤混合後の可使時間にご注意ください(塗料性状表参照)。
  10. 塗料の保管は高温多湿環境、直射日光を避けて、密閉した状態で冷暗所に保管してください。
  11. 塗料の取り扱い、安全情報に関する詳細内容については塗料性状表及び製品安全データーシート(SDS)をご参照ください。